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時代はいま、ふたたび物語の時代

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ホモ・ナランス(homo narrans)= 物語を語る動物

世界は物語でできています。
その物語は、私たち一人ひとりが創りだしてきたものです。

私たちは、自らのさまざまな経験を物語にして他者に伝え、
自らの思いやビジョンを物語にして他者に呼びかけ、
私たちみんなの大きな物語を育ててきました。

何かを思い出してください。
そこには必ず物語があります。

過去の記憶が生き生きとよみがえってくるのは、そこに物語があるからです。
未来のビジョンを他者とシェアできるのは、そこに物語があるからです。
人類は、物語を語る動物、「ホモ・ナランス(homo narrans)」なのです。

物語を語れるのは人間だけです。

そして、物語によって、私たちはつながっています。
自然とのつながりも、また物語です。
物語を語ることによって、私たちは世界をつくってきたのです。


しかし、最近、どうも私たちは物語を語ることを忘れだしてきています。
与えられた物語に従うだけで、自らの物語を語ることが少なくなってきている。
語る場も、語りを聴く場も少なくなってきた。

物語ることが少なくなるにつれて、人のつながりは薄れ、
自然とのつながりも細くなってきてしまいました。

人間の「物語る」能力そのものも忘れられ、失われてきています。

社会を元気にし、豊かにしていくためには、
私たちは改めて自らの物語を語り始めなくてはいけません。

物語を語り合うことで人はもっと深くわかり合えるでしょう。
物語ることによってこそ、人と人は生き生きとつながっていくからです。
そしてそこからまた新しい物語が生まれだしていきます。

みんなが、それぞれの物語を語りだしたら、世界は豊かになっていく。
物語が世界をつくっているからです。

豊かな社会には豊かな物語がある。

物語ることの効用は、いろいろなところで認められはじめています。

福祉の世界でも
環境の世界でも、
まちづくりでも、
企業経営の世界でも。

物語ることで、問題が解決していくことを、さまざまな人が体験しだしました。

物語る力の回復。多様な物語がにぎわう社会の実現。

そういう大きな展望のもとに、
私たちはストーリーテリング協会を発足させることにしました。

ストーリーテリングとは、自分が伝えたいことを、ひとつの意味を持った、
つまり相手にも興味を持ってもらえるような物語にして、語ることです。

ただ伝えたい事実を話すのではなく、
相手と分かち合える物語にするところに大きな特徴があります。

論理だけではなく、そこに人間的な思いや感情がはいることで、
聞き手の心に残り、人から人へと伝わりやすくなります。

そして、そこから新しい物語も生まれていく。

ストーリーテリング協会では、
そうした「ストーリーテリング」手法(物語り手法)を基本において、
私たちの「物語る力」を育て、「物語ること」の活かし方を学び、
「物語り方」の知恵を学び合っていくことで、
わくわくする物語が生き生きと輝き合う社会を実現していきたいと考えています。

このビジョンに共感してくださったみなさま方と一緒になって、
ストーリーテリング・スタイルを社会に広げていくことができれば、うれしいです。

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一般社団法人 ストーリーテリング協会
代表 佐藤 修

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2016年6月22日開催のストーリーテリング協会交流会で 
佐藤修がご挨拶を述べているスナップです。

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